音、を。

音楽についてメモ程度に

個人的にMVが好きな曲10選

 お久しぶりです。先日友人と一番好きな曲を10曲挙げてみるという遊びをしたのですが全く絞れなかったのでMVという視点から考えて見ようと思います。

 

1.Tomorrow World- 禁断の多数決feat.今川宇宙

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 サブカル界のエグザイルこと禁断の多数決。禁断の多数決はMVが本当に良い。かわいい女の子をかわいく見せることに特化している。このMVがなぜ選ばれたかというと服の青い部分がブルーバックと同化して背景が映り込んでいる点。このチープさがサブカル感を強めている。

 

2.恋が曖昧-綿めぐみ

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 神。綿めぐみ。このMVは禁断の多数決とは逆で小細工なし、綿めぐみのかわいさで勝負している。古いビデオを思わせる画質と小さな映像、それに映る綿めぐみ。小さな歌詞と翻訳機能を使った際の中国語も魅力だ。このMVで一番好きなのはアウトロの一番感情が高まっているときに流れる2015冬新作発売決定の文字。個人的に2015はサブカル全盛期だと思っているのでエモポイントである。

 

3.たまたまニュータウン-相対性理論

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 サブカルを一人で完成させた女ことやくしまるえつこ率いるバンド、相対性理論。流石すぎる。サブカルがどういうものかわかっている。100年後サブカルの代表例として教科書に載っていてもおかしくないとまで思える。MVは理論らしいファジーな映像。まるえつのサブカルが詰まっていると思う。あとこのバージョン、楽器隊の音が良い。空間的なミックスになっている。

 

4.ぼくらの倒錯ごっこ-溶けない名前

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 歌謡シューゲイザーという独特なジャンルを行くバンド。ここまでの傾向でなぜこのMVが好きなのかはわかると思う。曲について語るとこの曲はベースの歪みが心地いい。

 

5.ヴェルトシュメルツ-ハハノシキュウ

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 独特な世界観を持つラッパー、ハハノシキュウ。今まで挙げたMVとは毛色が違うがこのMVを選んだ。このMVはヴェルトシュメルツというアルバムが映画だった時のスタッフロールとして作られた。ヴェルトシュメルツのアルバムを聴いた人でないとわからないと思うがあのアルバムは間違いなく映画だった。そしてこの曲はエンドロールだった。その意味で、このMVは最高のものだと思う。

 

6.透明少女-ナンバーガール

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 邦楽ロックを作ったバンド、ナンバーガール。この曲については私では語れない。なぜこのMVを選んだかだが、圧倒的な青春感、それにつきる。向井秀徳ナンバーガールについて青春と言っていたが、それがMVにも出ている。この曲もMVも青春なのだ。

 

7.THERAPY-group_inou

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 ヤバい。group_inou。もう、語ることはないんじゃないかな。うん、AC部が生き生きしてる。曲もMVに負けないほど濃い。ヤバい。

 

8.水星-DAOKO

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 メンヘラだったころのDAOKO。全てがエモい。夕方から夜の風景、ディスプレイに淡々と流れる歌詞。最高。

 

9.ロックンロールは鳴りやまないっ-神聖かまってちゃん

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 神聖かまってちゃん。このバンドについても、この曲についても私なんかが語れることはない。MVは、私は透明少女の再解釈だと思う。青春、インターネット世代の青春。カッコいい。

 

10.日々のあわ-宇宙ネコ子とラブリーサマーちゃん

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 宅録女子といえばラブリーサマーちゃん。彼女と宇宙ネコ子のコラボ作。このMVは大島智子の絵で構成されているが、絵とラブリーサマーちゃんの声、シューゲイザーの歪みの調和が気持ちいい。私の大学生活のイメージはこのMVとソラニンだった。